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思考を観察する

 

地上での生涯を終えました後もなお、人は生き続けるというのはわかってまいりました。

肉体は確かに死ぬ運命にあるのですが、私という存在はもともと不滅であり永遠の霊であったのです。

 

肉体を脱ぎ捨ててから、向かいます死後の世界は人によって全く異なっていると言います。

この人生をどのように生きたかによって、その行き先は地獄のようなところから天国のようなところまであると言われています。

 

物欲など、この世的な欲望をどれだけ制御することができたのか、人々のためにどれほど貢献して来たのかで決まるのです。

その人間に一番ふさわしいところへ行き着くと言うのですから、素晴らしい世界へ行きたければ、それこそ素晴らしい人間になるように努めるだけなのです。

 

いつも何を思い、何を考えているのかがとても重要なのでした。

自分についてでしょうか、それとも人のことに心を砕いているのでしょうか。

その有様がまさに自分という人間を決めていますから、普段から思考にもっと気をつけて観察することです。

 

 

大霊と守護霊

 

地上世界ではなかなか実感しにくいことでありますが、死後の世界においては誰もが万物の創造主との結びつきを顕著に感じられると言います。

霊界の人たちは大霊の愛の恩恵を四六時中、受けているのが痛いほどわかると言うのです。

 

今後、霊的視野を養って行きますには、地上界にあっても同様の大霊の愛を一身に浴びていますことを、意識して感じ取る態度を持ち続けますのがとても重要な気がいたします。

 

そもそもスピリチュアリズムに出合いまして、ようやく確信できましたのが死後の世界と守護霊の存在でありました。

この守護霊に対しまして日頃の導きへの感謝を示すと共に、霊的成長へ向けての協力を自分から要請して行くことの大切さに気づけたところです。

 

 

学びと実践

 

スピリチュアリズムの思想について取り上げましても、とても奥が深くて理解しますには相当の年月をかけて学び通さなくてはなりません。

そこで得た知識を実際に実践して行く過程で、はじめて霊的真理への理解の端緒がつかめて来るのです。

 

まず霊的にはまったく無知な状態であることを自覚し、人間および社会が抱える諸問題を霊的な観点でとらえる練習を積んで行かなくてはなりません。

物質欲を満たすことや自己本位の考え方を改めない限り、真の平安と幸せは決して得られないのを率直に受け入れる必要があります。

 

地上人生の目的や死後の世界について知った以上は、知らぬ存ぜぬで、これまでの生き方のままでは済まされなくなりました。

魂が求めます霊的成長に取りましては、喜ばしい状況を迎えたと言えます。

 

 

 

 

二元性の世界

 

この地上世界は、ものの善悪や寒暖、光と闇などの二元性を体験するには絶好の場だと言えます。

それに加えまして、一定範囲内での自由意志が行使できる世界でもあります。

 

否応なく、道理にかなうとはどういうことなのか、光がないとはどういう意味なのかが学べます。

愛と恐れについても骨身にしみるほどに味わうことができます。戦争の悲惨さや平和の有り難みが痛いほど、わかる世界にいます。

 

道を誤ったり間違いや失敗をおかしたりして、悪戦苦闘の日々を過ごすこともあります。

そうした中で、もしいかなる希望も見出し得ないとしましたなら、自暴自棄におちいっても仕方がない面もあります。

 

人間が霊的に成長する上で、これらすべてはどのように役立っていると言うのでしょうか。

死後も生命が存続しますからこそ、どんな困窮にも耐え得る力も湧いて来るように思うのです。

 

 

地上世界の目的

 

死後の世界について知れば知るほど、この地上世界がいかに過酷で制限に満ちていますかがわかって来ます。

あちらでは永遠の若さが保たれ、病気や疲労はなく飲食や睡眠も不要だと言われているのです。

 

思ったことはすぐ現実化しますので、そのためのお金は必要がなくなり無理をして働くこともありません。

芸術やスポーツなどあらゆる分野で、自分の好きなことがやりたいだけやれると言います。

その美しさや水準は、地上の比ではないと言われています。

 

行きたい場所へは瞬時に行けますので、車や飛行機などの乗り物はいらなくなっています。

こうした地上生活との違いには驚くばかりです。

生きる上で非常に困難な地上世界というものは、いったい何のためにあるのか、逆にそれが不思議でなりません。

 

 

スピリチュアリズム

 

死後の世界がありますことを大半の人たちは気づいていません。それを信じていますのは、ごく一部の人たちだけでしょう。

自分自身も最近になりまして、その存在を確信できますまでになりました。

 

そういう意味では信じていない人たちが多いのも、少しも不思議でないようにも思えます。

それまで死後のことについて関心はありましたものの、それに関連した書物を読んでみましても、本当にそうなのだろうかとずっと半信半疑の状態でありました。

 

しかし、シルバーバーチの霊訓をはじめとします一連のスピリチュアリズムに出合いまして、語られています内容に心を打たれたのです。

まさに知りたかったことが詳しく書き記されていました。

それ以来、私に取りまして死に関します恐れは全くなくなってしまったのです。