自分にとっての真実が誰にとりましても真実でありますとは、どのように受け取ればいいのでしょうか。
もちろん、自分は間違った考えをいっさい抱かないと言っているのではないでしょう。
自分には真実だと確信しています事柄を語りますことで、それはすべての人々にとっての真実へとなって行くという意味なのでしょうか。
もしも確信している事柄を自分が語らなければ、誰かが語り出してそれがすべての人の真実となるであろうと言うのでしょう。
真実は、分け隔てなく誰にでも訪れているものです。
いち早くそれに気づいて自覚した後、意識してその真実を語れます人が発案者となるのだと思います。
ラルフ・ウォルドー・エマソンの著書「自己信頼」に次の言葉があります。
おのれのほかに求むることなかれ
自分が感じ思いますことを軽々しく否定しないようにして、真実はつねに自分の中にありますのを忘れないでいることです。