霊界通信などによりますと、この地上界とはつかの間の世界であり、あの世での生活を送るための準備期間であると記されていました。
死後に訪れます霊界におきまして、はじめて本当の人生がスタートするのだと思っておりました。
ですから、これまで死後の世界について、できるだけ学ぼうと努力して参りました。
ところが、ウィングメーカーの「ネルダ・インタビュー5」を読み返していましたら、とんでもないことが書かれていたのです。
死後の世界も物質界と同じ幻想の一部であり、プログラムされた世界に過ぎないとあるのです。
この世とあの世も本当の世界ではないとの指摘に、即座に信じるか信じないかはともかく、とても困惑してしまいました。
いったい何が真実なのかが、わからなくなって来ますのも正直なところです。
果たして、この幻想から抜け出す方法はありますでしょうか。
たとえ、それがとても困難な道だとしましても、幸いなのは幻想である事実に気づける機会を得ましたことであります。
すべてが現実のものに見えるようにプログラミングされていますのに、それを知らずにいる状態を避けられたのですから。