伝えられること

 

私が世の中に対して伝えられることがあるとしましたら、それは何かと思い巡らせてみました。

しかし敢えてお伝えしますようなものは、何一つ持ち合わせていないのを認めないわけには行きません。

 

一生涯忘れられない記憶に深く刻まれますようなこともなく、幸いと言うべきなのでしょうか。

細かいところまで目をやりますと、それなりの山や谷を乗り越えてきました。

 

これまですべて順調で苦い経験はなかったのかと問われれば、もちろん答えは否であります。

困難な中で学べましたことがいくらかはあったように思います。その困難というのは、自ら招き寄せたような気がいたします。

 

自分から行動を起こしました結果、その難題にぶつかり、それを何とか乗り切れたのです。

もっとも何もしないでも生きています以上、絶えず大小さまざまな波が押し寄せてまいります。

 

何事に対しても受け身でいますのか、それとも機会を見つけて積極的に買って出ますかで、その結果が異なって来ますのは確かであります。