死んだ後には必ず、終えたばかりの人生全般を精算するときを迎えると言われています。
その際いちばんに問われます点は、他者にどれほどの愛で接しましたかです。
どれだけ高い地位に就いていましたとか、どんなに多くの財産を持っていましたとかは、いっさい問われないのです。
このことから地上界におきまして、何がもっとも大切なのかが明らかであります。
他者を思いやり、どんな行為をも許し、無条件に愛しますことほど永遠の価値ある行為はないのです。
自分に関します事柄から離れてただ人を思うだけでも、どれほど利他愛の境地に自己を近づけますでしょうか。
身近な家族の中でこそ、まず利己的な行動を慎み相手を思いやる心を育てて行くべきなのです。
他者の利益を重んじます利他の心を揺るぎないものにしますのが、この人生で与えられました最優先の課題と言えます。