真心を尽くす

 

困難や苦しみを避けていましては、いつまで経っても人間的な成長は望めません。

思考の限界を突き破ることができず、より高い見地に立てないのです。成長に現状維持というものはあり得ません。

 

甘んじて後退するか、それとも勇気を振り絞って前進するのか、のどちらかしか選べないのです。

楽な道を選ぶのか、あるいは険しい道を敢えて選ぶのか、という二者択一です。

なぜ楽な方ではなく、険しい方を選択しなければならないのでしょうか。

 

岡本太郎著の「自分の中に毒を持て」を再度、読み返してみました。生ぬるいことを言っている場合ではない、と思い知ります。

瞬間瞬間を新しく生きますには、過去の蓄積物をどんどん捨てて行くことでした。

何も持たずに無条件でありさえすれば、自ずと心身とも身軽になって行くではありませんか。

 

本当に生きるためには、自分と闘わなくてはなりません。

自分らしくある必要はなくて、むしろ人間らしく生きる道を考えればよいのです。

 

『自分に対して真心を尽くすというのは、自分に厳しく、残酷に挑むこと』

であったのです。