人との関係が上手く行っていないとき、次の質問をしてみることです。
自分は周りの人たちに、好き勝手な行動を許しているだろうか?
とかく人のことを、批判する目で見がちです。
そうしたことが続くと、徐々に関係がギクシャクして来ます。
そんなとき周りの人たちに好き勝手な行動を許すだけで、関係が改善できます。
私たちは両極端を行ったり来たりして、ダンスを楽しむために生きているのです。
これは自分自身に対してにも言えることなのです。
もし何らかの怖れを感じているときは、ありのままの自分を出し切っていない可能性があります。
自分にどんなことも自由に表現していいんだと認めれば、怖れは消えてなくなります。
本来の自分というものは、もともと変わることのない存在です。
しかし様々な経験をするために自由意思を与えられ、この相対的な世界に生まれて来ました。
例えば辛い体験をすることによって、はじめて楽しい体験というものがわかるのです。
辛いことを味わったことがなければ、嬉しさを存分に味わうことはできないのです。
ですから、どんなに辛くても決して逃げてはならないのです。
辛い場面で、いま自分は体験しているんだと、第三者の目で自分をとらえることが大切です。
どんなこともそうですが、自分がすべての状況を引き寄せているということです。
つまり必要なときに、必要な体験を自ら選んで、創造しているのです。
自己成長を願い、自分の内面がそうした困難な状態をつくり上げているとも言えます。
しかし意識が拡大していくに従って、こうした厳しさも軽減して行くものです。
相対的な世界では、こうしたことを理解しておくことです。