人間関係の悩みを強みにする
こう考えてみましては、どうでしょうか。
「これまで悩んで来ました中に、私に必要なすべての学びがありました」と。
それと言いますのも、そうした悩みをくぐり抜けて来ましたからこそ、いまの自分があるからです。
これまでの出来事は、どれもがなくてはならない大切なものであったのです。それを素直に受け入れる勇気を持つのです。
自分に必要なことしか起こらないと理解できたなら、悩む理由は消滅してしまうでしょう。
これからは自分の外側に目を向けて、人の役に立つように努めるだけでいいのです。
どのような苦労があったとしましても、それを楽しむぐらいに距離をおいて受けとめて行きます。
人との関わりの中に真の喜びや幸せを見出せる、そういう人間であろうと思うのみです。
あきらめずに、一点集中を
人生の達人となりますには、一瞬一瞬の「いま」と、どう向き合うかです。
「いま」を最高のときにしますには、他のことには目もくれずに、一点だけに注意を絞って身も心も捧げることにあります。
夕方のウォーキングで、いつも感じ入ってしまうことがあります。一歩ずつ地面を踏みしめて、ひたすら進んで行きます。
そうしますと先ほどまで、はるか前方にありましたところへ、もうすでに来ています自分に氣づくのです。
一歩も休まずに歩み続けるだけで、どんなに長い道のりでも制覇できるということを、ウォーキングのたびに確認するのです。