情報と出合う

 

● きれいな情報を得る

 

いま世の中で出回っている情報は、大きく分けて2種類のものがあります。

悪意ある情報か善意からの情報かの2つです。

 

きれいな情報とは、善意からの情報のうちの、ポジティブで自分にとって有益な情報のことを言います。

そうした情報が得られる環境に身を置くことが、とても大切です。

 

「きれいな情報を取り入れる」という言葉の意味がわかると、情報も食べ物と同じくらい気をつけて摂る必要があることに気づきます。

情報を受け取るとき、特に気をつけることは、誰からどんな情報を仕入れるか、ということです。

 

例えば、新しいことを学び始める場合は、否定的なことを言う人やネガティブな情報から、距離を置くことです。

何度も否定的な情報に接していると、無意識のうちにその意見を取り入れてしまうことになるからです。

 

ちょっとうまくいかなくなったときに、やはり自分には無理だと思い込み、やり始めたことを途中で投げ出してしまうのです。

だから、応援してくれる人や成功している人たちと一緒に過ごすことが、学び始めの頃はとても大切になってきます。

応援してくれる人が近くにいれば、ちょっと弱気になったとしても「大丈夫だよ」と励ましてもらえるのです。

 

また小さな失敗をしたとしても成功した人から、それが成功につながって行くことを教えてもらえます。

そうしたお陰で、何とかあきらめないで続けることができるのです。

 

ですから、もしも友人や親に自分のやりたい夢を話したとき、反対されたり否定されたらよく考えることです。

否定的な話を毎日、聞かされる自分はどうなるか、想像がつきます。

最初の一定期間だけでも、そうした人たちと距離を置く必要があります。

 

もし、反対者が親であったとしたら、家を出て行ってでも、そうするということです。

私もある時期、親元を離れる必要を感じて、家を出ていった経験があります。

その選択は間違っていませんでした。

 

夢を実現しようと決心したとき、もし周りの人や親がそれに反対だったとしたら、自分は一体どうするのか?

一度、そうしたことを考えておくべきことかもしれません。

 

● 情報収集で氣をつけること

 

私は 食べ物に関して以前から、どういうものをどこから買うのかに気をつけていました。

ところが、情報についてもいろいろ調べてみた結果、わかったことがあります。

 

大切なことは、どんな情報を得るかということと、誰から取り入れるかに気を配ることです。

ですから、身体に取り入れるもので気をつけるものは、情報と食事です。

この2つをしっかりと管理できて、はじめて心身の健康が維持できるのです。

 

更に情報収集で氣を配るべきことは、目的を持って集めること、本質的な情報を見抜く目を養うことです。

 

私の体験談として、以前ビジネス講座を始めた頃、いろいろなメルマガが届くようになって頭が混乱気味でした。

その後、カリキュラムの概要という基準になる情報が手に入り、ようやく頭が整理できました。

いま必要でないメールはどんどん削除して、いちばん大切なことだけに集中できたのです。

 

● いつも何に意識を向けているか

 

自分が直面する現実というものは、そこに実際その通りにあると考えないことです。

人間の五感を通してとらえた世界を、脳内でつくり上げているだけなのです。

現実とは自分が認識することによって、はじめてつくり出されるものである、ととらえてみてください。

 

そうすると、これまでと違った世界が見えて来るようになります。

ここでいう現実あるいは世界を考える場合、『自分にとってどうなのか』という視点が重要です。

自分と関わりのないものを考えても、意味がないことを理解しておきます。

 

もう少しくわしく現実をつくる仕組みを見て行くことにします。

人は視覚や聴覚などの5つの感覚器官から入った情報のうち、意識を向けたものだけが認識できます。

つまり私たちは一種のフィルターを通して、特定の情報だけを受け取っているということです。

 

こうして選別しないと、あまりに多い情報を処理しきれないからです。

このフィルターによって、認識できないところの盲点というものが生まれます。

盲点のお陰で、例えば一つ一つの木を見ないで、全体を森として認識できるのです。

何かに集中したとき、周囲の雑音が耳に入らなくなるのも、やはり盲点があるからです。

 

このフィルターのかけ方は、人によって異なっています。

だから同じものを見ていても、受け取るものが人によってぞれぞれ違っているわけです。

また同じ人でも、いま何に関心を持ち何を重要だと考えているかで、フィルターは変わって来ます。

 

この特性を理解して種々のフィルターをうまく活用すれば、質の高い情報だけを入手できるようになります。

そうした情報を基にして、自分が望む現実をつくり上げていくことも可能なのです。

 

● 有益な情報を何らかの形で取り入れる

 

人は頭でわかっただけでは、基本的に行動しないものです。

なぜ行動に移せないのでしょうか?

 

1つは、行動することで、リスクを負うことへの怖れがあるからです。

行動することで得られるメリットよりも、デメリットの方に意識が向くのです。

それでブレーキをかけたり、決定を先送りにしがちなのです。

「失敗したら大変だし、間違っているかもしれない」

「後で、また考えよう。別に今でなくてもいいのだから」と。

 

行動に移せない2つ目の理由は、疑い深くなったことで、すぐ行動しないのです。

わからないことへの怖れは、行動したり決断するときに、意外と大きな影響を与えています。

知らないことがわかって、行動するまでに至るには時間と労力、根気がいるのです。

無知のまま、見過ごすことが多いものです。

 

ですから、心に響く情報に出合ったら、それを取り入れる方向で考えてみるのです。

そして、何らかの形で行動するようにして、意識的に自分を変えていかなくてはなりません。

 

情報を知らないことで不利益が生まれ、否応なく望まない方向へ押しやられる可能性があります。

インターネットがこれだけ普及した結果、ある情報を知っている人と知らない人との2極化は、今後ますます進んでいくと予想されます。

 

● あらゆるリスクを含めた情報を持つ

 

どうすれば望ましい現実を、自分の周りに展開できるのでしょうか?

それには望む現実に対して、それに伴うリスクについての情報も持っているこです。

避けられないと思われていた天災や事故でさえ、前もってその情報をつかんでいたら、避ける選択ができたのです。

 

例えば、いま自分が病気か健康かは、これまでに病気または健康を招くような体内環境を、自ら選択して来た結果に過ぎないのです。

もし病気の予防や健康について調べ、そのための方策を実践していれば、病気になるリスクを軽減する選択が取れたわけです。

ですから、あらゆるリスクを含めた情報をどれだけ持っているかによって、手にする結果は大きく違ってくるということです。

 

ついている人というのは何もしていないように見えても、常にリスク面について目を光らせ、失敗要因を回避しながら、手堅く成功を招き寄せているのです。

 

● 小さな積み上げが現実を変える

 

様々な情報がネットを通して手軽に入るようになって、便利な時代になりました。

その反面、どれが本当に必要な情報かを見分ける力が欠かせなくなりました。

 

はっきりとした目的を持って情報収集に当たらないと、必要でない情報を多量に抱え込むことになります。

雑多な情報に囲まれ、わけがわからなくなってしまうのです。

望む結果を出すためには、やる内容を極力しぼって取りかかることを要求されます。

 

また、あらかじめ何をしないかを取り決めて、始めることも大切です。

目標を実現して行く上で必要だと思うことだけを選び、ひとつずつ確実にこなして行くことが最重要です。

その積上げたものが現実を変える、大きな力になるということです。

 

例えば、ネット上で情報を発信して行く場合を考えてみます。

まず発信母体となるウェブサイトを立ち上げます。

このウェブサイトの目的を決めてから、それを掲げます。

 

誰に向けて、どのような情報を、何のために発信して行くかです。

この条件に沿った内容の情報を、集めたり発信してくことになります。

条件に沿わないものは外して行き、そういうものを扱わないということです。

 

どんな積み上げにしろ、効果や価値が生まれてくるのは、ある程度のボリュームを要してからです。

それまでは、ひたすら地道に作業をくり返すことが求められるのです。

 

● 一つのものを複眼で見る

 

「奇跡の教室」という本を通じてエチ先生と呼ばれる、伝説の国語教師の存在を知りました。

その方の逝去を報じた新聞を先日、ある友人が送ってくれました。

 

中学校3年間の国語の授業で教科書は使わずに、「銀の匙」という一冊の本だけを取り上げた人物です。

一冊の本をあらゆる視点で読み解くという授業を貫くことで、生徒たちに徹底して学ぶとは、どういうことかを伝えたのです。

 

一つのものをあらゆる視点で読み解くというのは、一つの言葉のもつ広がりを見抜くことにありました。

いわゆる複眼でものごとを見るというものでした。

 

そのころ、多くの情報を求めがちだった私にとって、そのとらえ方にとても新鮮味を感じました。

それ以降、たとえば音声セミナーを聞くときなども、数日間を一つのテーマで何度も聞くようにしました。

 

そうすることで、今まで見過ごしていた内容に氣づくことがありました。

作者の思いや意図が一層伝わって来て、ジーンとなるときもありました。

 

もし、自分にとって最も重要な教材を見つけたら、そこから徹底して学んでみることをおすすめします。

何度も繰り返し読んでみたり聞き返すことで、新たなる発見がいくつかは必ずあるものです。

 

特に言葉の背後にある本質について、いろんな角度で迫るように読んでみることが大切です。

これが日課となるまで続けてみるとおもしろいです。

 

● 一通のメール

誰にも人生の転機となるような出来事や人との出合いがあるように、

私もそんな出合いを引き寄せる状況でした。

 

現在の仕事先が2年後になくなることが決定しており、

その後の収入のメドが立っていませんでした。

そんな折に、ある方のメールが舞い込みました。

 

その中で紹介されていたメールレクチャーに登録したことが発端でした。

その後に送られてくるメールを読んで、ネットビジネスというものを知りました。

 

その内容を理解するにつれて次第にネットビジネスに引かれていきました。

その後もその方から定期的に情報の提供がありました。

徐々にネットビジネスという業界のイメージもつかめてきました。

 

肝心なことは、ネット上で飛び交っている情報から、

いかに必要なものだけを選ぶかです。

その際の選ぶ基準となる考え方を学ぶことができました。

 

例えばアフィリエイトについて知りたいなら、

どの人の情報を選ぶのかが重要だということです。

 

発信している人の行なっていることやこれまでの実績を見れば、

大体その情報の信ぴょう性がわかります。

 

しかし十分注意していても、内容が伴っていない教材などに当ってしまうこともあり得ます。

それも勉強代だったと考えれば、まったくのムダではないのです。

 

もう一つ注意することは、ノウハウコレクターになってしまうワナがあります。

ノウハウコレクターとはやり方ばかりを追い求めて、

実践することを二の次にする人のことをいいます。

 

実際にやってみるなり書いてみるなど、何らかの行動(アウトプット)を前提に、

知識やノウハウを得ること(インプット)が大切だということです。

 

 

鍵は自己信頼にあり!