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理解することから

 

これから人といい関係を築いていくにあたって注意することがあります。

それは、相手が根本的に信頼に足る人だとしても、その人を頭から信用して大丈夫だとは言いきれないことです。

また、こちらがいくら信頼をよせたとしても、相手がその信頼にこたえるとは限らないことを承知しておく必要があります。

 

ほかのことでもいえることだと思いますが、見返りを期待して何かを行うときは、往々にして望ましくない結果を招くということです。

信頼関係を何かの手段に利用してみたり悪用しようとする人は、二度と周りからは信用されなくなるでしょう。

 

信頼できるというのは、生き方に共鳴できると言い換えてもいいのかもしれません。ですから、何も知らない人に信頼を抱くことは基本的に出来ないわけです。

相手のことをよく知ることは、人と関わって行くのに欠かせません。お互いに理解し合っているからこそ、信頼関係が生まれてくるからです。

 

いきなり信頼することをめざすのではなく、相手を理解することから始めて行くことが大切かもしれません。

理解しようとする心に、見返りや打算、損得勘定の入る余地はないはずです。

 

自分への信頼を深めていく上でも、自分を知ること、理解することに焦点をしぼって取り組めば、自然と自分のことがより好きになって行くものだと思います。

自分のことは知っているつもりでも案外、自分のことを理解できていないものです。

 

なかなか自信がもてないのも、自分のことがよくわかっていないからかもしれないのです。

たとえば、失敗したときのくやしい思いとか大恥をかいたことなど、過去のさまざまな痛手で、いまもなお傷ついたままの幼いころの自分がいることを知っているでしょうか。

 

何かの拍子に忘れていた過去のことがチラッと浮かんで来たり、理由もわからず突然泣き出してしまった自分にびっくりしたことはありませんか。

思い出せる範囲で一度、過去の自分にさかのぼって、そこで自分をいじめた人たちと向き合い、彼らを許すことを学ぶ必要のある場合があります。

 

自分がそうだったのです。許すことができただけで、ずいぶんと心の重荷が減ったように思います。

 

 

ありのままの自分が大好き!?

仮に1つや2つ出来たからといって、あるいは出来なかったからといってそのことに余りに重きを置き過ぎていないかどうか振り返ることが重要だと思いました。

しかし、これまで私は小さい頃から自分が出来ないことに対して大きなコンプレックスを感じながら育ち、何で自分は出来ないんだと出来ない自分を許せなかったことも度々でした。

 

だから、そういう過去の自分を重ねて出来ていない今の自分もどうしても好きになれないことがわかりました。

でも、それだからこそ自分が大好きだと言える自分になる必要があるのだと思います。

 

 

100%の自分でいる

 

どんなに前向きに考えようとしても、その時々の感情はいつも同じという訳には行かず、どうしても起伏があります。

ポジティブな感情でいることもあれば、些細なことで弱気になったりしてネガティブな感情におそわれることもあります。

 

自分が自分でなくなるとは、例えば怒りという感情が起こった時に自分が怒りそのものに乗っ取られてしまう場合です。

いつもの冷静さがなくなり、自分で正しい判断ができなくなる状態になってしまうのです。

 

100%の自分でいるには、例えば怒りの感情が起こった時、怒りそのものを十分に味わった後はその怒りに対し距離を置くと決意することでした。

怒りという感情がやって来たら、いずれ去って行くまで、その間だけ自分にいることを許して上げればいいのです。