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全うする

 

「自分は、〇〇しか出来ない!」という言葉は、良くないという意味で使われることが多いように思います。

でも、それしか出来ないということは、それだけは出来ると言っている訳ですから、むしろ喜ばしいことではないでしょうか。

ひとつのことをやり遂げていくということは、それ以外のすべてをあきらめてこそ、はじめて出来ることなのです。

 

専門バカとか、つぶしがきかない奴だとか、いろいろ陰口をたたかれたとしても気にせず、恐れる必要はまったくないといえます。

それしか出来ないところまで達するというのは、とても大変なことであり、全うして行くこと自体なかなか出来るものではないのです。

 

映画「鉄道員(ぽっぽや)」を見ました。

定年退職を目前にした主人公は、鉄道の事しかできないと言いつつ、先のことを心配するより、いまの仕事をともかくも全うしようとするのです。

鉄道はこれからの日本を引っ張っていくのだという父の言葉を、ひたすら信じ、「ぽっぽや」として生きて来た自分に悔いはないと言う。

好き勝手なことばかりやって来たのに、みんな良くしてくれる…自分はホントに幸せ者だと、胸いっぱいにして語るシーンは泣けました。

 

赤字路線の廃止や時代の流れで、あったものが次々と消えていく中で、いつまでも残るものがあるとすれば、それはそこで生きた人間の生き様であり、その思いではないでしょうか。

それがこうして語り継がれ、私たちの思い出として記憶にしっかりと刻まれます。

 

自分自身もそうなのですが、人は何よりも自分の人生を全うしたくて、人の全うした人生やその生き方に感動し、共感するのだと思います。

 

すさまじく思うこと

 

「成し遂げる」とは、

どういうことなのでしょうか?

稲盛和夫さんの著書

「生き方」には、

次のような言葉があります。

 

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すさまじく思うことが大切

 

強烈な願望として

寝ても覚めて四六時中そのことを

思いつづけ考え抜く。

 

頭のてっぺんからつま先まで

全身をその思いでいっぱいにして、

切れば血の代わりに「思い」が流れる

 

それほどまでにひたむきに

強く一筋に思うこと、

そのことが物事を成就させる

原動力となる

――――――――――――――――

 

過去を振り返ると

これまで本当にバカなことばかり

わたしはやって来ました。

これからも、

それは続くことでしょう。

 

ただ同じバカをするにしても、

少しはマシな選択ができる

生き方ができたら‥と、

そう願っています。

 

これからも一生懸命に

バカなことをすることでしょう。

 

それを軽減するには、

心から湧き出てくる「思い」に、

どれだけ素直に従えるか!

それが重要だということです。

 

自分の主義や主張に

生きるのではなく、

心から湧き出て来る

「思いを生きる」こと。

 

これができているかが

最も大切なことです。

まわりの環境が

どのような状態であっても

構わないのです。

 

物事を成就する上で

問われるのは、

まわりの状況よりも

「わたし自身が、どうであるか」

ということです。

 

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こちらの思いの深さと

観察の鋭さに応じて、

無機質であるはずの

現場や製品にも

「生命」が宿り、

無言の声を発する‥

 

いわば

「心に物がこたえる」

瞬間を経て、

物事は成就していく

――――――――――――――――

 

自分がおかす愚かさに

目を光らせ、

よりマシな選択が行えるよう

謙虚になることです。

 

自分の思いに

忠実に従うとともに、

まわり状況を

ありのままとらえる

必要があります。

 

成就するとは、

自分の思いを

一途に確立して行く

ことです。

 

そのプロセスを通じて、

はじめて

まわりに貢献できる道

も見えて来ます。

 

 

自分と上手に付き合う

 

「自分と上手に付き合って行く」、

その大切さについて書いてみます。

 

1年前に毎日10分くらい、

きついが身体に良い体操をやり始めました。

そのときに「続けるコツ」

のようなものをつかめたのです。

 

それは、自分で分量を20回やると決めたら、

その分量を守ることです。

やってはいけないのは、

その分量を増やしたりすることです。

 

それをやったために

自分の中で反動が生まれ、

やる意欲まで失くしてしまったことが

過去にありました。

 

自分に課す努力目標が困難であればあるほど、

それに取り組んでいる自分に対して、

いい加減な態度は禁物だということです。

 

だから、決めた分量をこなしたら、

それで切り上げるようにしています。

やった自分と喜びを分かち合うようにしてから、

ずっと続けることができています。

 

自分と約束をした場合に、

それを守るのは誰かといえば、

子どものような従順な、

もうひとりの自分なのです。

 

その「子ども」を信頼し向き合って行けば

いい結果が生まれます。

もし自分の中の子どもを粗末に扱えば、

決していい結果は生まれないのです。

そのことに気づいたとき、

やっと自分と和解できて

清々しい気持ちになれました。

 

結局、いまの自分にできることは、

「信じること」

「誠実に対話すること」

「全力で協力すること」

なのです。

 

自分が何かを成し遂げるということは

内面で、

いかに親密な関係を築き上げるか

にかかっていると言えます。

 

それがあってはじめて、

他者とも良好な関係が結べるものなのです。

 

 

 

秘訣は静かな時を持つこと

 

動画を撮り続けたり、決めたことを行えるのも、心と体のフォローが大事だとつくづく思うのです。

成功した人たちというのは、むしろ心と体の管理に長けていた人たちだったと言えるような気がします。

 

特に、心にゆとりと平静さを保ち続ける努力は、何かを成し遂げる上で不可欠のように思います。

要は心と体、静と動、あるいはインプットとアウトプットなど、それぞれのバランスを上手く取っていくことでした。

 

 

まず自分に力をつけること

結局のところ、積み上げるものは何でも良かったのです。

力をつけるには、あることを着実に積み上げることに大きな意義があるということです。

これまでやってきたことの中にも、そういうものを見つけることが出来ると思います。

 

もちろん続ける必要があるので、自分の興味のあるものや好きなものであるに越したことがありません。

物事を成し遂げるには、凄まじくそれを思うこと、寝ても覚めても四六時中、そのことを思い続け考えぬくこと、とも言われています。

 

毎日、地道に積み重ねていくと、自ずとそういう境地になって行くものですので努力すべきは、思うこと以上に行動が大切だということです。

 

 

大いなる希望が人間をつくる

 

自分を信頼することは、何かことを成し遂げていく上で必要不可欠な要素であることは間違いないと思います。

自分を信じていない人は、人にも信頼されません。しかし意外と自分のことを信じ切れない場合もあります。

 

自分のことがよくわかっていないので思い込みが生まれ自分を信じられなくなるのです。

例えば私は人前で話せるようになりたくて講師養成の講座に申し込んだことがあります。

しかし話したい内容が具体的に描けずノウハウを聞いても身にならなかったのです。

 

どういう理由でどういう目的で講師をめざすのか明確に把握せず、講師になれば稼げるという思い込みで大金を払い込んだ当時の自分が信じられませんでした。

このことを思い出す度に自分をよく知ること、自分を信じることの大事さを噛みしめるのです。