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口ぐせ「ありがとうございます」

 

運転をしながら、「ありがとうございます」を口ぐせにしてみました。

 

一番に出てきたことは、目の前の状況に対する感謝の思いです。

向こうから来る、どの車も左車線で来てくれるので、こちらは安心して左車線で車を走らせることができます。

このことから、この世が信頼で成り立っているということに、気づくとともに感謝の念がわきました。

 

その後も口ぐせをしていて、なぜ感謝するのか、その訳の1つがわかって来ました。

将来のある時点で、自分の夢が達成できたことに対しての感謝でした。

いろんな人たちの応援と幸運に対しての、「ありがとうございます」だったのです。

 

しかしすぐに、しっくりしていない自分を認めざるを得ませんでした。

ただちに夢を実現したときの気持ちになれず、すんなり納得できない状態なのです。

自分のなかで、頑として成功したように振る舞うことを受付けないところがありました。

それは例えば、これまで努力した結果、得た無力感や焦燥感にまみれた自分でもありました。

 

しばらくすると、口ぐせの「ありがとうございます」は、そんな自分に対して贈られる言葉に変わっていました。

成功を収めた未来の自分からの、感謝の言葉となっていたのです。

自分が発していた「ありがとうございます」を、今度は受け取る立場に変わっていました。

「ありがとうございます」のシャワーで癒やされていました。

「ありがとうございます」は、いまの自分にこそ、必要な言葉でした。

 

口ぐせは、自分が言葉を放つことによって、その言葉の受け手となれることでもあったのです。

 

 

 

 

 

幸せに生きるには~やりたいことを見つける

「ただ生きているだけで幸せ」
という場合もあれば、
それだけでは満たされない
何か貢献をしたいという欲求が
沸き起こることもあります。

私は、他者を助けることが
自分をも助けることに
気づいたとき、
命のつながりを実感できて
救われる思いになったことがあります。

それ以来、孤独感におそわれることはなくなり、
積極的に人と関わるなかで、
自分のことも理解でき、
人間的に成長する機会がふえたように思います。

幸せな人生とは、
人とのつながりをしみじみ実感できる、
そういう境遇にいる自分に対して、
言い放つ言葉でもあるように思います。

毎日の生活で
態度や言動を通して自分を表現し、
まわりからその反響を受けとって
幸せを感じたり、
あるいは改善すべきことを知ります。

その根底には、いつも
よりよい人生にしたいという
おさえがたい思いが心にあります。

やりたいことを見つけ
それに全力を傾けるという
プロセスそのものが、
幸せな人生であり
何らかの社会貢献を果たしている
ことでもあると思うのです。

どんな人生を送りたいのか?

「自分はどんな人生を送りたいか?」
この問いは毎日やってもいいぐらい、
とても大事です。

私は以前までこんな風にしか
考えられない人間でした。

「あの人が自分のことを信じてくれないから
仕事がうまく行かなかった」
「こんなことになったのもあの人のせいだ」

自分の人生でなく、
ほかの人の人生に生きていたのです。

自分はこの人生で一体どうしたいのか?
それがわかっていませんでした。

自分が被害者意識で生きていることに
まったく気づかず、
問題をすべて
人のせいにしていたのです。

自分の人生を明らかに
生きてこなかったのです。
でもようやく、
そのことに気がつき始めたのは、
ある一つの疑問からでした。

「なんでいつも同じように
相手とぶつかり、
別れることになるのだろうか?」
と不思議でした。

何度も同じパターンであることに、
おかしいと思うようになって、
やがて自分のあり方に原因があり
自分が衝突を招いていたことがわかったのです。

ずーっと相手を替え、そんな生き方でいいのかと
何度も私に教えてくれていたこと。

そのことに気づけて
相手の人に感謝したい気持ちが
どっとわき起こりました。

それ以来、自分は見守られている
という確信と信頼感ができました。

話をもどしますと、
自分の人生を生きるとは、
自分が責任を取りながら
生きるということであり、

自分の人生で起こる原因は
自分なんだという
主体性をもって生きること
でもあります。

だから、どんな人生を送りたいか?
と自分に問うことが
とても大事なのです。