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こき使われる

 

「なぜ、いつもこき使われなければいけないのだ」と、こぼすことがあるとしたら、それがいま取り組むべき課題であり、向き合うときなのかもしれません。

再度「こき使われる」ことを取り上げてみました。

 

もし職場や家庭、あるいはそれ以外のところで、自分は「こき使われている」と思うときこそ、大きなチャンスです。

ほんとうは「こき使われている」のではなくて、幸運にも人に尽くせる場に自分はめぐり合えたからです。

 

さらに言えば、こうしたチャンスを自分から招き寄せたということにも気づかなくてはなりません。

でも自分には、まったく身に覚えがないと言い張るかもしれませんが、現状からすればこういうことであり、またそう受け取るほうが賢明なこともわかるでしょう。

 

不平不満を言っている場合ではなく、自分が願ったことが実現しているのであって、このことについてむしろ感謝し喜ぶべきであり、そうした状況にいま自分がいるということに気づくことです。

まず「こき使われている」と思うこと自体を直ちにやめ、自分はその人に尽くそうとしているだけ、と考えるのです。

 

なぜ、自分の本心は人に尽くそうとするのか?それは自分をもっと磨くためなのです。

尽くす立場に身を置くことで、つねに自分の最高を差し出すことに余念がないからです。

そういう意味で人に尽くすとは、自分に尽くすということでもあるのです。

 

特に自分のうちに謙虚さを大きく育て上げて、これ以上に自分を高めてくれるものはそう多くはありません。

人に尽くしていくという生き方は、あらゆる人との信頼関係を揺るぎないものにします。

 

どんどん、自分を人にこき使ってもらうことです。

いまの段階では人にこき使われて、そこではじめて、その人に尽くすことができるのですから。

人にすることは自分にすること

あれほど、人にしたことが自分に返ってくることをまざまざと
実感できた体験は、今まで1度もありませんでした。

20年以上前、農業に新規参入して順調なスタートしたものの
その後、出荷先に困る状況が続き完全に行き詰まっていました。

生産意欲をすっかり失くしていた頃、地元で直売所がオープン
しました。

組合員になり野菜やパンを出品しましたが、今一つ身が入らず
仕事に張りあいを感じなくなっていました。

そして6年後、組合の代表を引きうけて初めて販売の仕事にも
たずさわるようになりました。

それまで自分のことだけで精一杯という枠がはずれ、みんなの
ものをどうやって売っていくかを真剣に考える毎日でした。

眠っていた自分の力を試す機会となり、人のものを売ることに
今までにないおもしろさを見出したのです。

人づき合いが苦手だったのが、人と対等につき合うすべも身に
つけることができ、自身の成長の手応えを感じていました。

人に尽くすという行為がこんなにも幸運をもたらすことに驚く
と同時に、自分を見直し自信をもつキッカケにもなったのです。