1日1食体験記 その1

 

はじめに

私はこれまで数十年の間、ずっと『食べるもの』の安全性についてこだわって来ました。

そしてやっとたどり着いた先が『食べない』という選択で、そのきっかけは『不食~人は食べなくても生きられる』という山田鷹夫さんの本でした。

 

その日から、とりあえず夕食を抜いて朝と昼の1日2食の生活に切り替えたのでした。

それまで特に食欲もないのに時間になったからという理由だけで、三度の食事を摂っていました。

 

また就寝時間が9時でしたので、朝起きると前日の夕食がまだお腹に残っている感じがしておりました。

夕食をやめ1日2食にしてからは毎朝、気持ちよく起きることができて、夜も食事を気にせずにいられるので時間的なゆとりができました。

 

そうして2年が経ち、1日に2食でも食べ過ぎかなと思う日々が続いていたのです。

昼食後は、疲れを感じることが多く昼寝をして何とか過ごしておりました。

そんなとき、こんどは秋山佳胤さんと森美智代さん、山田鷹夫さんが書かれた『食べない人たち』という本を読み終えて、「不食」に向けての1日1食に挑戦してみる気になりました。

 

1)1日2食は食べ過ぎだった

もう数十年、私はずっとご飯やパンなどの穀物と野菜中心の食事をして来ました。

そして一昨年の4月から1日朝と昼の2食に切り替えて現在に至っています。そして今回、朝食一本に挑戦していくわけです。

実は以前にも「不食~人は食べなくても生きられる」という本に読み、食べなくても生きられると知ってたいへん勇気づけられました。

でも試してみるまでに至らずに、そのまま忘れ去っていました。

 

今回、朝食だけの生活を始めてみて、夕食をやめたときにその分の時間が増えたように、今回は昼食に要していた時間を別のことに使えるようになりました。

また午後から、いつもだと感じていた疲れもなく、体調は思いのほか良い状態でした。

1日1食の第一日目はその後も特に空腹感もなく軽やかで、頭もスッキリとした感じで過ごせました。

これならもっと早く実践していても良かったのにと思うと同時に、いままで食べ過ぎだったことに気づくことができました。

しばらく慣れるまで疲れを覚えることになりますが、以前の2食に切り替えた時に味わったことでもあり、乗り越える自信はありました。

 

しかし、次の朝食まで24時間ほとんど食べものを体内に入れない状態なので、2食の時の18時間とはまた違った展開になるかもしれないと予想しています。

体がそれだけ浄化に向かうことなので、その結果にとてもワクワクする気持ちがします。

また、これまで時間が足りない状況のなか、昼食時間や昼寝に使っていた時間を、これからは自由に使えるメリットも大きいです。

 

2)1日1食にした翌日

翌朝は午前3時頃に目が覚めました。起き上がってもだるい感じがありませんでした。ただ、パンの作業の後半で体の震えがありました。作業を終えてから、これは体が朝食を欲していたことに気がつきました。

朝食は水を飲んだ後、生サラダから取り始めました。一口ずつ噛みしめ、食べているととても新鮮な感覚でした。次にパンを4切れ食べてみて、量の多かったことがわかりました。

その後、疲れを覚えてしばらく横にならざるを得ませんでした。消化にこれほどのエネルギーを費やすことに改めて知らされました。午後は昼食をやめたお陰で昼寝の必要がなくなりました。そして、寝るまでに口にしたのは紅茶一杯だけでした。

※ずっと以前の夕食を抜いた直後にも感じたことですが、昼食をやめてみて一番に感じることは、以前よりも時間が長く感じることです。でも、食べる楽しみの時間もなくなって嫌だなと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私もそう思っていました。しかし、体の不調や1日の大半の疲れが食事から来ているということを知ってからは、自分のからだを酷使してまで食べたいとは思わなくなりました。

独身のころに自炊を始めたことがありました。料理の本を買い込み、買い物や調理をしばらく楽しんでいました。しかし朝食から昼食、そして夕食まで作って、それだけでほぼ1日が終わってしまったので、そのうち外食でそれらを済ますようになってしまいました。

これまで食べるために、いかに時間やお金、労力を費やして来たかを考えてみたとき、私は食べる行為に人生の大半の時間を使って来たように思います。

もしこれから、生きる上で食べることにそれほど重きを置かなくてもいいとしたら、それに費やしていた時間やお金、労力のほとんどを自由にほかのことに使えると思うのです。

 

3)1日1食が定着しそう

次の日、午前4時の起床でしたが、それ以前からずっと起きていたような感覚で、その間にいろんなアイデアが浮かんでは消えていました。

さて朝のパン作業はスムーズに終えることができました。その後、食事に向かいますが昨日のような待ち遠しいという気持ちはありません。水を飲んでから生サラダをじっくり噛んで食べました。

そのあと食パンを2切れ食べたのですが、この2切れが多かったようです。食後の疲れを覚えてしまい少し横になりました。昼食なしの午後は、空腹感もなく多少の疲れを感じるだけでした。

この疲れは朝食の量の多さが響いていたように思えました。これまでのところ、私には1日1食でも十分やって行けそうな気がしました。

※体がだるかったり疲れを感じるのは、空腹感から来るのでないことがわかり、1日1食を続けられています。自分のお腹に意識を向けて、問いを投げかけてみると、腹は減ってはいないという感覚を受け取れたからです。

からだが1日1食に慣れてくれば、疲れもそのうち取れると思うのです。だからそれまでは仕方のないことだと言い聞かせています。ただ日々、摂る食事の分量を微調整をしながら、何とか1日1食を定着するように全力を傾けていきたいと思います。

1日1食体験記1(初日~3日目) 終わり

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