個別から全体へ

 

車を運転しているときなどは普通、自分の身を守る必要がありますから、どうしても個別意識が前面に出て来ます。

意識して「今、愛と共に運転をやっているんだ」と何度も自分に言い聞かせていますと、個別意識から離れていられるように思います。

これに慣れて来きましたら、そんなに努力しなくても済むかも知れません。

 

昨日、一年ぶりに空の駅のバイキング・レストランで食事をしました。

開店時間まで並んで待っているとき、前の人と初対面ですのに会話を交わしていました。

テーブルの各料理を取ります際の順番待ちにおきましても、前の方が長くて待たされましても平気でした。

 

今までの自分でしたら、確実にイライラしていましたのに驚きでありました。

みんなのことを思うように心がけていますだけで、こんな風にも違って来ますのは、どういうことなのでしょうか。

 

全体を思う意識こそが、本来あるべき意識なのかもしれません。

いたわりや優しさ、思いやりなどの気持ちも元来、自然に出てきます気質と言えますでしょう。

しかし個別の意識下にありますと、それらも脇に押しやられてしまうようです。

 

人と競ったり争ったりしますのは、対立を要する個別意識のなせる技ではないでしょうか。

世界で、国同士での争いや国内紛争などが絶えなかったのは、分離の方向へ向かわせる個別意識が人々に蔓延していましたからでしょう。

今や、ひとりひとりが全体意識に目覚めて行きます時代に入ったように感じています。