信頼を確立

 

どうして自己中心的になってしまいますのか?この問いから始めてみます。

人間としてまだまだ未熟であります証拠と申せますが、何よりも自己の確立が出来ていないからではないでしょうか。

 

例えば、仮に一人ぼっちになったとしましても、生きて行くだけの強さが自分にありますのかどうか。

また、人からどんなに誤解されましても、なおもその人と友好的に接することが出来ますでしょうか。

 

要するに周りの状況がどのようにありましても、自分が正しいと思うところを一貫してやり通せるのかどうかなのです。

どんな災難が身に降りかかって来ましたところで、あたふたせず冷静に見極めて対処できる、そうした生き方というのは、どこから生まれて来るのでしょうか。

 

それは、自己に対する揺るぎない信頼から生まれるのではないでしょうか。

自己信頼を取り戻して行くには、一朝一夕で行えるものではなく、ほんの小さな自信をいくつも積み上げて出来上がります自己像を、

内面に繰り返し印象付けて行きますことで徐々に回復するように思われます。

 

肯定します心のみが力を増して行きまして全体を満たしたとき、すべてが自分として認識し、他者というものはあり得なくなります。

争いはどうして起こりますのかと言いますと、相手を否定し認めようとしないから起きますのではないでしょうか。

 

相手を理解しようと全力を傾けまして、あくまでも尊重して行く姿勢で応え続けますれば、争う理由がどこにもありません。

他者を否定しますのは、自己を否定しますのと同等でありますから、自分自身への信頼が未だ確立出来ていないと認めますのが先決でしょう。