無害でいますこと

 

自分の言葉や行動、考えにおきまして、無害性を少しでも実行しようといたしましても一歩も踏み出せず、もどかしさを感じますだけでありました。

たとえば、自分の誤りを指摘されました後、その人の過去の失敗を蒸し返しますような発言をしてしまったりするのです。

 

昨夜も家族とちょっとしたやりとりの中で、相手を見くびるような言葉をつぶやいていましたのに気づきました。

また、人の物が散らばっているのを見ますとすぐ、なぜ片付けないのかと思ってしまい、誰かを批判しているのです。

 

これらはとりもなおさず、いかに周りに害を放ち続けまして、生きて来たのかという事実を、認めなくては身動きひとつも思うように行かないのです。

普段の日常生活を送るだけでも、まったくもって無害でいますのは、何と難しいことでありましょうか。

それはもう、どうしょうもないほど、不可能にさえ思えてしまうほどであります。

 

その反面、やれるはずだという確かな声がどこからか、聞こえて来るような気もいたします。

しばらくあいだ、自分の言動や考えの中に、なるべく無害なものだけを培って行ってみますのも有益ではないかと思います。