こき使われる

 

「なぜ、いつもこき使われなければいけないのだ」と、こぼすことがあるとしたら、それがいま取り組むべき課題であり、向き合うときなのかもしれません。

再度「こき使われる」ことを取り上げてみました。

 

もし職場や家庭、あるいはそれ以外のところで、自分は「こき使われている」と思うときこそ、大きなチャンスです。

ほんとうは「こき使われている」のではなくて、幸運にも人に尽くせる場に自分はめぐり合えたからです。

 

さらに言えば、こうしたチャンスを自分から招き寄せたということにも気づかなくてはなりません。

でも自分には、まったく身に覚えがないと言い張るかもしれませんが、現状からすればこういうことであり、またそう受け取るほうが賢明なこともわかるでしょう。

 

不平不満を言っている場合ではなく、自分が願ったことが実現しているのであって、このことについてむしろ感謝し喜ぶべきであり、そうした状況にいま自分がいるということに気づくことです。

まず「こき使われている」と思うこと自体を直ちにやめ、自分はその人に尽くそうとしているだけ、と考えるのです。

 

なぜ、自分の本心は人に尽くそうとするのか?それは自分をもっと磨くためなのです。

尽くす立場に身を置くことで、つねに自分の最高を差し出すことに余念がないからです。

そういう意味で人に尽くすとは、自分に尽くすということでもあるのです。

 

特に自分のうちに謙虚さを大きく育て上げて、これ以上に自分を高めてくれるものはそう多くはありません。

人に尽くしていくという生き方は、あらゆる人との信頼関係を揺るぎないものにします。

 

どんどん、自分を人にこき使ってもらうことです。

いまの段階では人にこき使われて、そこではじめて、その人に尽くすことができるのですから。