自分を許す

 

この世界というのは、目まぐるしく移り行くものであって、何ひとつ永遠に続くものは何もないことに気づきます。

また、人生の運不運は予測がつかないということを教える「塞翁が馬(さいおうがうま)」という中国の故事もあります。

 

いい時が来るときもあれば、そうでないときもやって来るもので、その度に一喜一憂するのではなく、

現実とはそういうものだと割り切って、それらが過ぎ去っていくのを見ていればいいということです。

 

今日、そのことを試されることがありました。

いつも手伝ってくれている人が、商品に付けるシールを張り間違ってしまったのです。

そのことに気づいたのは、出先に着いたあとなので張り替えることもできず、持ち帰る羽目になりました。

事前に自分がチェックしていれば、すぐ張り直せたことであり、それを怠ったのです。

それにもかかわらず、相手の間違いを指摘して気を晴らしてしまいました。

 

忙しさに振り回されて、冷静さを欠いていた自分の行動に気づきました。

相手の間違いだけを指摘し、自分のことは棚に上げたことに嫌気がさして来ました。

そのときです。

責められ落ち込んでいる自分を受け入れて、やったことを許した途端に、嫌悪感から解放されて重かった心が一挙に軽くなりました。

 

失った自己信頼を取り戻すには、起こったことや、やってしまった自分を潔く認めて、すべてあるがままを許すことだと実感しました。

それでも許すことが出来ないときは、どうすればいいのか。そういう出来ない自分を心から許すことなのです。

許せないことで、どれほど自分を痛めつけているか、そのことに一刻も早く気づかなければなりません。