トラブルを防ぐ

 

人とのトラブルのほぼすべては、自分次第で未然に防ぐことができます。

何かトラブったとき、あの人が悪いとか、あいつが変なことをしたから、こういうことになったのだとか、原因をみんな相手のせいにしがちです。

しかし、もしも自分が冷静でいて賢明な選択をしていたなら、そのトラブルはそもそも起こらなかったはずではなかったでしょうか。

 

もし自分がこれ以上できないぐらいの優しさと、何でも許す心をもって臨んでいたなら、相手がどう出ようと争いは起こりようがないではないですか。

どうしてそこまでしなければならないのだと、思われるかもしれませんが、そこまでする価値があなたにあると言いたいのです。

 

良きにつけ悪しきにつけ、人はほとんど思い込みによって生きていると聞いたことがありますが、本当にその通りだと思います。

 

例えば私は小さい頃、いじめられたことがあります。以前はそのことを思い出すと悲しくなったり、相手に怒り感じたりして悶々としていました。

しかしその後、客観的にその頃のことをよく思い出してみたのです。そしたら必ずしもいじめられた訳ではなかったのです。

自分はいじめられていたと思い込んでいただけで、単に相手は当時の私の欠点を指摘していただけのことだったのです。

 

また小学生のときの学習発表会で、みんなの前に立つだけで顔が真っ赤になってしまい、頭が真っ白でした。

このときも、みんなが自分を見ている、見られていると思い、もう恥ずかしくて、顔を真っ赤にしていたのです。

 

自分の過去を振り返ると、ほとんど自分の勝手な思い込みが原因でトラブルを起こし、嫌な目にあって来たことに気づいたのです。

いじめられたり、無視されたり、悪口を言われたことなど、どれも実際には一度もなかったこと、自分の単なる思い込みがそこにあっただけだと断言できます。

 

トラブルを根絶するのは簡単なことなのです。

まず人から何かされるという受け身の立場を金輪際、捨て去ってしまうことです。

そして何かを為す自分として、主体的な立場に立って、自ら積極的に望ましい関係を切り開いて行くつもりになるだけでいいのです。