自分を生きる

 

2007年公開の映画「母べえ」を見ました。1940年以降の日本の状況が描かれていました。

言いたいことが言えるというのは、今でこそ当たり前ですが、当時はそれが出来ない世の中であったことがよくわかりました。

 

戦争拡大に走る国策に反する考えを持っているということで、父親が投獄され、その一家を描いた作品でした。

親戚縁者の助けと、獄中からの手紙のやり取りを通して、一家は心を通わせ合うのですが、2年後父親は獄死するのでした。

この映画から学んだこととして、様々な困難や試練に逢おうと、たとえ拘束されたとしても、自分の考えに従って生きる尊さ、大切さでした。

 

戦時中の時代とくらべて、いまは自由で何でも言える世の中ですが、逆に自分を生きることの重要性が見えにくくなっています。

いまの風潮に気を付けていないと、どうしても安易な方向に走ってみたり、利害や損得だけの生き方に流れがちになります。

しかしながら自分を見失う原因を、外に求めてみたり時代のせいにするのもやめなければならないことに気づくのです。

 

どんな世の中になっても、自分の中に変わらぬ芯になるものを持ち続ける、それを生きる、このことだったのです。

それは絶対に譲れない自分の考え、価値観、あるいは信念といえるものかもしれません。