1999年に『神との対話』と出会い、スピリチュアルな世界を知りました。
はじめてこの本を読んで、自分というものについての理解が格段に深まりました。
再度、読みはじめてみると、また新たな氣づきが次々と生まれて来るのです。
例えば「非難せずに、すべてを祝福するように」とあります。
なぜなら、どんなことも必要があって、自分が創造したことでもあるからです。
このすべては自分に帰着するという考え方は、当初は受け入れがたいものでした。
しかし嫌なことを拒絶するより、一旦受け入れてから手放すほうがスムーズに行くことから
大きな自分の一部として、どんなものでも受け入れる余裕が生まれたのです。
この人生での目的の一つが、肉体を持っている間に自分らしさを十分に表現して
より自分にふさわしい存在になることだったのです。
だから何かをするということは、自分が何であるかを指し示すためなのです。
宇宙に向かって自分というものは、こうなんだと宣言しているようなものです。
また何かをしないということも、それは自分にとってふさわしくないのだと
言っていることでもあるのです。
では何かを変えるには、どうすればいいのでしょうか。
現状をそのまま受け入れ、すべては一体であることを認めることから始まります。
そして、より自分にふさわしいものを選び直すだけでいいのです。
このとき自分は失敗したとか間違ったとか、考えたりしないことです。
今までと違う選択をするだけの話で、別の道を選び直して進めばいいのです。
決して過去に心を奪われることなく、未来を案ずることもまったく不要です。
常にいま、こうありたいと願う自分を創造し続けるのみです。
こうして自己の枠をどんどん押し広げ、その枠を取っ払うことにつながります。