口ぐせ「ありがとうございます」

 

運転をしながら、「ありがとうございます」を口ぐせにしてみました。

 

一番に出てきたことは、目の前の状況に対する感謝の思いです。

向こうから来る、どの車も左車線で来てくれるので、こちらは安心して左車線で車を走らせることができます。

このことから、この世が信頼で成り立っているということに、気づくとともに感謝の念がわきました。

 

その後も口ぐせをしていて、なぜ感謝するのか、その訳の1つがわかって来ました。

将来のある時点で、自分の夢が達成できたことに対しての感謝でした。

いろんな人たちの応援と幸運に対しての、「ありがとうございます」だったのです。

 

しかしすぐに、しっくりしていない自分を認めざるを得ませんでした。

ただちに夢を実現したときの気持ちになれず、すんなり納得できない状態なのです。

自分のなかで、頑として成功したように振る舞うことを受付けないところがありました。

それは例えば、これまで努力した結果、得た無力感や焦燥感にまみれた自分でもありました。

 

しばらくすると、口ぐせの「ありがとうございます」は、そんな自分に対して贈られる言葉に変わっていました。

成功を収めた未来の自分からの、感謝の言葉となっていたのです。

自分が発していた「ありがとうございます」を、今度は受け取る立場に変わっていました。

「ありがとうございます」のシャワーで癒やされていました。

「ありがとうございます」は、いまの自分にこそ、必要な言葉でした。

 

口ぐせは、自分が言葉を放つことによって、その言葉の受け手となれることでもあったのです。

 

 

 

 

 

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