立ち直る力を身につける

立ち直る力を身につける

立ち直る力を身につける、と題しましたが、
本当は、立ち直る力はすでに備わっているものでした。

生命とは、もともと自らを打ち消すものと立ち向かって
行くことで、成り立っているもののように思います。

自分がそれを無効にするような行ないさえしなければ
自然と立ち直って行けるものだったのです。

どんな偉人と呼ばれる人であっても、何度も立ち直るという
場面が過去に必ずあったと思うのです。

自分がダメなのではなく、そもそも何もかも上手く行くように
この世界はできていないと、とらえることが肝心なのでした。

逆になんでも簡単に実現できたとしたら、かえって面白みもなく
感動も湧いて来ないので、飽きてしまうことになるでしょう。

簡単に行かないからこそ、真剣に向きあい知恵を出して
全力を注ぐ気になれるのだと思うのです。

なぜ『艱難辛苦』(かんなんしんく)というものが世にあるのか、
その意味がやっとわかりかけて来たように思います。